よこ週記 2021/12/6-12

※週のうちに1文字でも書く時間的余裕または精神的余裕がなかったので、翌週の火曜日である今日に先週の特筆すべきイベントをざっとまとめる形式で残します。

 

月火水は飛行ロボコンで飛ばす本番機の製作をやっていた。

水曜日、ゆくゆくは自動操縦装置に積みたいちょっと高めのジャイロセンサをテストするための基盤を作った。

また、先日届いたNucleoを動かしてみた。mbedを利用してPCに"Hello, world!"という文字列をシリアル通信で送信するプログラムを作成し、動作を確認した。mbedはファイルをUSBメモリに保存するのと同じ要領でプログラムを書き込める点と、Arduino IDEと違って本物のC++が使える点が気に入っている。

 

木曜日、本番機を飛ばした。今までで最高の出来。安定性が抜群に高く、飛んでいるのを見て感動した。

買ってきたLANケーブルでPmod NAVの動作を確認した。Arduino IDEで既に存在するライブラリを使って9軸センサの未処理の値を読み込むもの。

次はこれをNucleo (mbed)で動かす。今度はライブラリに依存せず、センサのデータシートとmbedのリファレンスだけを頼りに自力で実装することに挑戦したい。

 

金曜日、庵野秀明展に行ってきた。出だしでいきなり沢山の特撮メカの模型が展示されていて、かなり興奮した。目当てにしていた「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」の設定画などの展示も本当によかった。ずっと前に見たことを忘れていた「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の各種イラストにも目を引くものがあった。エヴァンゲリオンの展示には常に人だかりができていたので、あまり見ていない。裾野が広いとはいえもっと色々な作品に関心を持つべきだ。写真を全部で159枚撮影した。

俺の生きる道白山でいつもの汁なしラーメンを食べて帰宅した。

 

土日はアルバイトや雑多な買い物などの用事を済ませていたら終わった。2日連続で吉野家のスタミナ超特盛丼を食べた。大変頭の良い食事だった。

 

よこ週記 2021/11/29-12/5

11月29日(月)

1限を受け、2度寝した。3限の対面に学食に寄って遅刻した。4限は自習だったので、飛行機作りを進めた。竹ひごをお湯で曲げる作業が楽しかった。5限にやや遅刻して、学食で晩飯を食べて新居に行った。今日の分の荷物を置いた。カーテンの寸法を調べて適当に注文した。寮に帰った。1限の課題をやり、新居用のデスク周りの家具を見繕った。

 

11月30日(火)

2限をオンラインで受けた。秋月で注文していたNucleoが届いていた。最近は戦争中の国家みたいな勢いでマイコン周りにお金を溶かしているので、ちゃんと使いこなせるようになりたい。

学食に行って昼飯を食べた。

新居に荷物を置いてから大学に戻り、飛行機作りを進めた。夜はセブンイレブンで中本丼とサラダを買って帰り、食べた。疲れていたのでちょっと寝た後、起きて電磁気学の課題をやった。電気回路をグラフ理論で解析する話題で、講義資料が丁寧だったので助かった。

 

12月1日(水)

昼前に起きて新居に行った。荷物受け取りを待ちつつ3,4限の講義を受けた。新居にはマジで何もないので他にすることがなく、かなり集中して講義を聞くことができた。講義後も何もない床でゴロゴロしながら宅急便を待ったが、1つだけマジで全然来なかった。観念して俺の生きる道白山に行った。かてごりと、久しぶりのとうげ。

店員さんがもやしの上に辛味噌を載せるのを忘れていて、着丼時にそのことを中くらいの声に出したら、店員さんの誠意でお椀入りの辛味噌をもらった。トッピングを忘れられて後から別皿でもらうイベントはまれに発生する。好きなタイミングで入れられるのでむしろ嬉しい。とうげハウスに行って3人で明け方まで時間を過ごした。未明に帰宅。今日は荷物届きまくりデーで、寮にもたくさんの箱が届いていた。

 

12月2日(木)

結構面白くてかなり楽しみにしていた2限の対面講義を貫通して昼前に起きる。新居に荷物を置いてから345限の必修のプロジェクト科目に遅刻した。先週の中間発表で僕の「キレ」が既に決定的になっており、今日も一生イライラしながら作業していた。作業後は皆で会食することをせず、1人で新居に戻った。不在票が大量に投函されていてキレそうになった。かてごりが女の子が壊れてヤバくて怖いアニメを見ていた。適当に外で晩飯を食ってきて、GUTのアドベントカレンダーを2時間半くらいかけて書いた。

深夜1時過ぎ、寮に帰宅。

 

12月3日(金)

2限の起床に2日連続で失敗して落ち込んだ。気を取り直して本郷キャンパスに行って、飛行機を飛ばした。4限はオンライン授業を流しながら飛行機作りを進めた。新居に行くと机とか椅子とかが大量に届いていたので、全部組み立てた。

 

12月4日(土)

昼頃に起きて、今週のウルトラマントリガーを観た。総集編だったのでがっかりした。途中で挟まれる総集編の需要がないことが何らかの方法で証明されてほしい。あるいは機動戦艦ナデシコの総集編の作りがメチャメチャ賢いので、全制作者は手本にしてほしい。午後はバイトをした。ユニクロで靴下とマフラーを買って帰宅した。

 

12月5日(日)

早朝に起きて夜までバイトをやっていた。

(1720文字)

ジョージ・オーウェル「1984年」読書感想文

「どんな世界にもな......『抜け道』ってのがあるんだよ......」

 

物語中盤の酒場のシーンで、主人公ウィンストンと盃を交わしていた自称天才エンジニアが勿体ぶりながら放った、このセリフが印象的だった。彼の存在は、序盤で読者の誰もが逃れられないと思ったビッグ・ブラザーの完全な支配に一矢報いる希望の光を、主人公、そして読者である僕たち自身に授けてくれた。彼は2枚のテレ・スクリーンを向かい合わせに設置することで内部処理のバグを発生させ、監視機能を無力化する術を編み出した。そして、大昔に廃棄された地下ドックで彼が秘密裏に建造した原子力戦艦「ニュークレオン」に主人公の恋人ジュリアを入れて3人で乗り込み、「自由を取り戻すための戦い」が人知れず幕を開ける。

初めのうちはニュークレオンの動力システムの調整不足などが原因で、平和省の鎮圧軍相手に苦戦を強いられる。火器管制システムがダウンして戦闘不能になることも幾度となくあった。しかしそれでも、どんな困難な状況でも諦めないウィンストン、それを信じて支えるジュリア、持ち前の技術と勘で問題を次々と解決していく自称天才エンジニアが力を合わせて逆境を乗り越えていく。3人は戦いの中で大きく成長し、中盤のラストでついに平和省の主力艦隊をニュークレオンたった1隻で撃破する。中盤のこの成長ストーリーは、この部分だけでも長編映画シリーズ並みの厚みがある。

中盤の戦闘で個人的に特に好きな場面は、平和省きっての精鋭である潜水艦隊との戦いである。水面下の見えない敵からの魚雷攻撃に一方的にやられ続けたニュークレオンは、原子炉爆発寸前の大損害を被り、とうとう全動力の停止を余儀なくされる。冷却もままならずいつ爆発するか分からない原子炉を抱え、敵の前でただ浮かんでいることしかできない絶望的な状況。それでも3人は諦めなかった。「こんなこともあろうかと、用意しておいたんだ!」というお決まりの台詞とともに、自称天才エンジニアの工作室の奥から重力波ソナーが運び出される。彼曰く感度が悪くて使い物になるか分からないとのことだったが、そのときは奇跡的に敵の艦影を1隻1隻鮮明に捉えることができた。どうやら艦内の動力が全て停止していることで、かえってソナーにノイズがほとんど乗らなくなったようだ。そして、彼らは艦内に残されていた対潜爆雷をなんと人力で投下した。機械の動力が一切使えないなか、甲板の下に格納されている爆雷を引き上げるだけでも、並大抵の人間にできる所業ではない。彼らの不屈の精神は、僕たち皆に勇気を与えてくれた。

 

終盤冒頭、ニュークレオンは修理のため、ある浅い海域で停泊する。点検のために重力波ソナーのスイッチを入れたところ、彼らは真下の海底に愛情省、真理省、平和省に続く4つ目のピラミッドを偶然発見する。それは1万2000年前に滅んだ超古代文明の遺跡だった。遺跡の中心部に潜入した3人は、超古代文明唯一の遺物であり遺跡そのものの意志が実体化した存在である、女性型ホログラム人形と出会う。彼女との接触により、3人はビッグ・ブラザーの支配に超古代文明オーバーテクノロジーが悪用されていること、そしてそのことを彼女自身が望んでいないことを知る。3人は彼女から授かったオーバーテクノロジーでニュークレオンを宇宙戦艦に改造し、悪しきビッグ・ブラザーを滅ぼすことを決意する。一方それと同時に、遺跡の反応を探知した平和省の残存勢力が大挙してニュークレオンのいる海域に押し寄せてきた。一気に窮地に立たされた3人は、テストもしていないニュークレオンの対消滅エンジンに動力を接続し、ホーミングレーザーで敵の戦闘機を次々と撃墜しながら離水、進空する。この映像はアニメで観たい。

上空から平和省の勢力を圧倒したニュークレオンは、3つのピラミッドがある首都に針路をとる。ニュークレオンの接近に呼応するように3つのピラミッドは地面から上昇し、正八面体の全貌を市民に晒した。それぞれの正八面体はゆっくりと自転しながら細くなり、横倒しになって下の頂点を共有するように三叉状に合体した。遠くで空き缶が転がる音も聞こえてくるような、静かな朝だった。市民が固唾を呑んで見守る上で、ついに正体を表したビッグブラザーの暗黒空中要塞「デウス・ウキス・マキナ」と、3人を乗せた我らの希望、万能宇宙戦艦ニュークレオンが対峙する。鈍いがかつ心地良い重音を唸らせながら空中に静止していたニュークレオンは、風向きが変わったのを契機に、滑らかにゆっくりと横滑りを始めた。と同時に、背負い式に配置されたニュークレオンの3連装主砲が轟音とともに一斉に光条を放ち、戦いの火蓋が切って落とされた。

 

このシーンの戦闘描写は本当に素晴らしい。1984年の同年代に発表されていた「宇宙戦艦ヤマト」「我が青春のアルカディア」などのSFアニメ作品をよく研究したうえで、さらにオーウェル独自の表現技法も盛んに取り入れられているのが伺える。対峙から最終決戦にかけてのシーンは後年の「ふしぎの海のナディア」でのパロディ元になっていることも有名である。ニュークレオンの手に汗握る戦闘シーンもさることながら、作品中盤から一貫して描き出されている「自由のために最後まで戦い抜く」という主人公の精神性は、年頃の少年の心をガッチリと掴んで離さない。当時の時代性に照らし合わせても、この作品に勇気づけられて逞しく社会の海に漕ぎ出していった若者は多かっただろうと想像する。まさしく80〜90年代のSF作品をリードする金字塔的な存在であろう。

 

※この記事は「GUTアドベントカレンダー2021」に参加しています。

よこ週記 2021/11/22-28

11月22日(月)

本郷で飛行機を作っていた。それ以外のことは全部忘れた。

明日は作業できないので、材料を持ち帰って家でもちょっと作った。

課題サボり癖がちょっと取れて、1日に1個くらいのペースでやって出している。

 

11月23日(火)

午前中はバイトをした。午後はゆっくり昼飯を食べて、昼寝もした。

新しい機体を作るということで、制御回路も新しく実装した。表面実装にもかなり慣れてきた。このあとピンソケットを青く塗装したらメチャメチャかっこよくなった。

数学の演習科目の期末レポートをやって出した。複素積分が楽しい。実際の積分操作はほとんど要求されないが、インテグラルがついてるやつをガチャガチャやって答えが出てくるとやはり面白い。

 

11月24日(水)

比較的早く起きて大学に行った。飛行ロボコンの機体審査用紙に貼り付ける写真を撮っておき、1時間強の飛行試験を行った。補強した主翼を取り付けて自動操縦の調整をやったら、メチャメチャ安定して飛んでくれたので気持ちがよかった。1分間の飛行動画も撮影できてバッチリだ。

3,4限の講義をオンラインで聞いた。電子回路をグラフで表現して行列で解析する話で、途中で寝た。学食に寄って帰宅した。無線通信モジュールと慣性航行ユニットを注文した。飛行ロボコンの各種審査のための提出物を提出した。

明日動かす水中ロボットの制御回路を設計して実装した。

バッテリーに繋がったブラシレスモーターのアンプから5Vの電源をもらってマイコンを駆動し、ジャイロの値を読みつつPWM信号でサーボとブラシレスモーターを制御する。飛行ロボットとほとんど同じ回路構成で、最近こういうのしかやってない。

はんだ付けをやりながら「龍の歯医者」を観た。高校のころに放送された作品で、戦艦の戦闘シーン目当てで視聴したけど設定とかが普通に面白くて結構好きな作品。あとはやはりおふねが格好よくて最高。艦こ......みたいな作品に代表される、美少女キャラ抜きに艦艇の魅力を語れない制作陣は即刻猛省すべき。本来メカニックは少女を必要としない。

夜食をとる。寮の共用電子レンジがある食堂は深夜に電源が落ちる。しかし、信じて念ずれば電子レンジにも灯がともる。食器を洗う手間が面倒だったので袋から直接割り箸で食べた。

寮の電子レンジは700Wの出力が出せるが、たいていの冷凍食品には500Wと600Wの加熱時間しか書いてない。ちょっと前までは計算しやすい方のW数と時間の積を700で割って加熱時間を計算していたが、最近は反比例を線形で近似することで500Wと600Wの値を等差数列的に処理して700Wでの加熱時間を求めた後、反比例の凸性を考慮して10秒~20秒余計にとって加熱している。加熱時間表記の精度は大したことがないので、この方法でも問題ないと考えている。実際これで大きく見積もりを誤ったことはない。

 

11月25日(木)

起きて、水中ロボットの制御プログラムを書いた。完成させるだけの時間はなかったので、とりあえず使用するセンサや通信のサンプルプログラムをコピペして一通り入出力ができる状態に整備しておいた。家を出て、開発を手伝ってくれていた友人と合流し、水中ロボットが動かせる研究室があるキャンパスに向かった。覚悟はしていたが、機体の入ったボックスがメチャメチャ重たくて持ち運びが大変だった。

暗くなるまでひたすら防水試験と水密の修正を行った。結局水が入ってくる問題を解決できず、水槽で実際にロボットを動かすところまで出来なかった。それでも色々なノウハウを教わるなど有意義な時間を過ごすことができた。

デブラーメンは何を食べても大体うまい。

重い機体を引っ提げて帰宅した。疲れ果てていたので、少し眠った。機械系の講義の課題が2つ溜まっていたので、やった。久々にレゴをいじって楽しかった。

 

11月26日(金)

起きたらPmod NAV (9軸IMU+気圧センサを搭載した慣性航法ユニット) とTWELITE (Zig Bee規格で無線通信が簡単に行えるマイコン) 2つが届いていた。

とりあえず飛行機作りのために大学に行った。夕方までずっと尾翼を作っていて、気付くとかなり疲れていた。学食で夕食をとって、疲労がキツくてしばらく席に座り込んでいた。なんとか帰宅し、しばらくヘロヘロしていた。

TWELITEを試そうとピンヘッダとかをはんだづけした。付属のマッチ棒アンテナをはんだづけするのがメチャメチャ難しかった。マッチ棒アンテナ実装済みのセットが数百円高い値段で売られていた意味を理解した。このマイコンを使うには別途USB変換アダプタ的な基板が必要らしいことを知り、それをAmazonで注文して作業終了とした。Pmod NAVの方も触ってみようかと思ったが、電源電圧だけでなく通信のロジックレベルも3.3Vじゃないと使えないらしく、5Vで動くArduino系との間でレベル変換をする回路を持っていなかったので、こちらも何も出来ずじまいだった。注文しているNucleoボードが3.3Vで稼働できるらしく、届いたらそっちで試すことにした。

 

11月27日(土)

昼頃に新居に移動した。かてごりの荷物整理や荷物の受け取り、家具の組み立てなどを手伝っていたら一日が終わった。空き時間にゴム動力機を作っていた。

自分の寝具がまだないので寮に戻って寝た。

 

11月28日(日)

昨日とほぼ同じ。かてごりの部屋がほぼ片付いた。夜は2人でちばチャンに行った。 

ギオンがいたので買った。

明日からA2セメスターでキレた。寮に帰って寝た。

(3184文字)

よこ週記 2021/11/15-21

11月15日(月)

1限、いつも色んな先生が持ち回りで自分の専門の話をする講義で、今日はディープラーニングでイケてる感じの先生の講義だった。スタートアップで丸儲けしようみたいな話が言葉巧みに展開されていて、かなり怖かった。研究の原動力は好きとか楽しさとかであってほしい。それが全然伝わってこない。

3限は流体力学の期末試験だった。昨日真面目に対策したおかげで、それなりに解けた。4限後、飛行機製作の作業をやった。最近の楽しみは大体これ。来月の飛行ロボコンが終わっても、ずっと飛行機を作り続けたい。

頼まれていたセンサー基板の寸法測定のため、先日購入したノギスを初めて使用した。グワッと開くやつでガッチリ挟んで0.1mmの精度で読めるので、控えめに言って最高だった。夜は久しぶりにGUTのメンツとDiscordのボイスチャンネルでヘラヘラやっていた。楽しかった。

 

11月16日(火)

2限に起きる。制御工学の講義で、今回は海中ロボットの制御実例についての話を聞けるので、かねてから楽しみにしていた。制御モデルとそれに基づいて実際に動くロボットの動画なども見られて、死ぬほど勉強になった。午後は大学に行って飛行機作りをしたり、友人の飛行試験を手伝ったりした。夕食にカレーを食べて帰った。

明日までの電磁気学の課題をやった。4問中3問目で分からなくなったので、そこで提出した。

電流と電圧を測定できるセンサの値をLCDディスプレイに表示するデジタル回路を組んだ。右端に載っているPICマイコンで2つのデバイスを制御する。3時前に寝た。

 

11月17日(水)

昼前に起きて大学に行き、飛行機作りを進めた。明日飛行試験があるので、今度こそ良く飛ぶことを願う。3限と4限の電磁気学の講義を寝倒して学食に行った。起きてから何も食べていなかったので空腹が酷く、食事を二回りした。逆にきつくなって、パンパンに腹をさすりながら帰宅した。

昨日組んだ回路のPICマイコンにネットから拾ってきたソースコードをビルドして書き込んだ。LCDディスプレイに"Hello, World!"を表示するプログラムのはずが、なんかディスプレイが真っ黒なままで何も起こらない。色々やってみたがよく分からず、諦めてベッドで気を失っていた。

 

11月18日(木)

必修のプロジェクト科目で浮体ロボットの制御をするやつの中間発表会があった。チームリーダーのやり方にかなりキレていて、終始悪態をつきながら準備していた。どっかに書きたい気持ちがかなりあるが、書いてしまうと第三者の誹謗中傷になってしまうので我慢する。今日は彼が頑張って作業している間に他のチームメンバーと駄弁ったり、彼の知識不足が原因の失敗を責めたりして、普通に悪くて嫌なヤツを演じていた。自分の気持ちに正直すぎる。まあ俺のモチベ次第でこのチーム潰すことだってできるんだぞってことで......

まずはスープから!

帰宅し、明日の制御工学の試験勉強をした。手を動かしておくとよいことが経験的にわかっていたので、講義中に出た演習課題の問題を解き直したりしていた。全12回の講義のうち初めの2,3回分くらいの解き直しをして力尽きた。持ち込み可能な試験なので、講義資料中に散在している便利公式を一箇所にまとめるなどの作業をしておいた。

 

11月19日(金)

試験を受けた。休んだり寝ていたりしたナイキスト線図とかボード線図とかのところが全く解けない。それ以外の計算問題や現代制御の問題を必死に解いていた。試験後はこの前飛ばした飛行機の主翼を補強して、4限を家で受けるために帰宅した。Amazonで注文して届いていた宇宙戦艦ヤマトのCDを聴きながらボケーッとしていた。怪しい走行体よこ5号の基本設計をして、使いそうなギヤボックスとオムニホイールを1組Amazonで注文した。お金使いすぎのケがある。

一昨日動かしてみて表示されなかったLCDディスプレイの回路をはんだ付けでちゃんと組んでArduinoで動かしてみたらちゃんと表示された。しかしはんだ付けの過程でバックライトがお釈迦になったようで、目を凝らせば読めるけど使えないディスプレイになってしまった。同時期に購入した電圧・電流センサもArduinoで動くことを確認をした。最終的にはセンサで読んだ電圧と電流をディスプレイに表示するデジタル回路システムを作りたいのだが、Arduinoで制御するには制御主体が高級すぎる。PICマイコンで使えるようにしたい。

 

11月20日(土)

全休。目覚ましをかけずに昼頃まで寝ていた。起きて秋葉原に行く。目当てはこれ。

以前から目をつけていたヒートガン(ドライヤーのバケモンみたいなやつ)を手に取る。値段を見ると4980円で頭が真っ白になった。ブレッドボードも持ってレジに行く。何人ものおっさん達がマグカップを貰っていて焦ったが、無事に確保した。特定を避けるため、撮影とツイートは帰宅してから行った。

マグカップ、どういう用途に使う物なのか教えて欲しい。

秋葉原に来たついでに、以前TLで見て気になっていた飛行機のプラモデルを探した。

双発串型といって、前にも後ろにもエンジンとプロペラがついている。中古屋2軒目でタミヤの1/48を見つけて購入。

デカい袋を2つ提げて秋葉原を出る。デブラーメンに寄った。

この外出だけで1万2000円も使ってしまって帰宅後1人で震えていた。買ったものは仕方がないので、ヒートガンの試射をしてプラモデルを少し組み立てた。

 

11月21日(日)

起きて、正午ごろ秋葉原に着く約束に遅刻した。

向こう2年間、友人のかてごりと物件を共有して生活することになっている。ヨドバシカメラで家電製品を見て回った。程よく小さくて安めの洗濯機と単機能の電子レンジを見繕った。謎のキャンペーンのおかげでかなり安く買うことが出来た。割り勘なのでさらに半額。ほとんどお金払ってない。

夕方帰宅し、Amazonから届いていたギヤボックスとオムニホイールをのんびり組み立てた。

良さそうなので、もう3セット購入するつもりだ。

(3416文字)

よこ週記 2021/11/8-14

11月8日(月)

 

11月9日(火)

午前中は飛行機の作業場で2限をこなし、午後、体育館で飛行機を飛ばした。機体の整備不足もあったが、実機を飛ばすのは難しかった。

基板が届いた。

部品は揃っているので、早速実装した。初めて表面実装部品を取り扱ったが、なんとかやり遂げることができた。

青で統一されていてかっこいい。

 

11月10日(水)

昨日作った回路の動作テストをした。プロポの信号をArduino Nano Everyが読んでくれなくて困ったが、ソースコードの通信してる部分を丸ごと違う方式のコードに置き換えたらうまく動いた。サーボ端子の間隔が狭すぎて全部刺さらない以外は、特に不具合やバグはないようだ。

 

11月11日(木)

午前中にメチャメチャ頑張って引っ越しのための費用の支払いを済ませた。取り扱う額がデカいだけでかなり疲れる。

午後は浮体作りに参加した。手元とマイコンの無線通信の確立をサボっていたために運用で大変な思いをして、それなりに反省した。

 

11月12日(金)

2限が休講だった。3限と4限を対面で受け、履修放棄気味の5限を切って大学を後にした。秋葉原に寄り、ゴム動力の飛行機と瞬間接着剤プライマーとノギスを購入した。

俺の生きる道白山で夕食をとる。

この前の回路の2枚目を作った。前より表面実装部品のはんだづけに慣れてきた。

はんだの量を極力減らしたり、冗長な部品を外したりして1gの軽量化に成功した。サーボのコネクタが干渉して全部刺せない問題もピンを折り曲げて間隔を広めにとることで(多分)解決した。

 

11月13日(土)

午前中はバイトをした。かなり楽しかった。昼は肉丼を食べて帰った。

午後は何もない。午後に何もない土曜日は、8月21日にワクチン2回目接種のためにバイトの休みを貰ったとき以来だ。とにかくゴロゴロして最高だった。

ポッキーの日があったらしく、僕がちょっと好きな「喰霊 -零-」の主人公姉妹のイラストが流れてきて嬉しかった。アニメで実際に姉妹がポッキーゲームをするシーンがあり、名高い百合アニメということになっている。

 

 

好きな人に彼氏がいることを知る。

深夜に1人で家を出て、静まりかえった近所を彷徨っていた。喪失感と恐怖心が拮抗してきたあたりでおずおずと戻った。

 

11月15日(月)

1日中バイトがある。どん底の精神状態で無理矢理電車に乗る。バイト先に手違いがあって、シフトが午前中で終わった。食欲が全然ないのでコンビニで適当におにぎりなどを買って帰り、数時間放置して夕方にやっと食べた。昨日よりはマシな精神状態になっていて、よこ5号(オムニホイール走行体)の基本設計を進めた。

明日は流体力学の期末試験がある。講義資料を引っ張り出し、やや真面目に勉強した。今期は既にいくつかの講義でドロップアウトしており、結構ギリギリな進級への不安も相まってまた辛くなってしまった。

(2065文字)

よこ週記 2021/11/1-6

11月1日(月)

今日から一部曜日で対面講義が再開されるが、1限だけフェイクでオンラインである。フェイクたすかる 3,4,5限は対面(これは嘘で、幻の5限を認識していた)なので、これに間に合うように家を出た。学食に寄ったので20分くらい遅刻した。カス 4限の演習は「家で解くなら帰っていい」と言われたので、一瞬で教室を出て別の棟に行き、毎週恒例の飛行機作りに参加した。今日やっと作業できる人数と環境が整ったので、サッと主翼を作った。レーザーカッターを意のままに操るハイパー2年生がいるので、とても心強い。学食に寄って帰宅し、睡眠と覚醒を何回かスイッチングした。

 

11月2日(火)

2限は制御工学の講義。これまで古典制御の話題を扱っていたが、今日から現代制御の内容になり、先生も切り替わる。僕が大学院で志望している研究室の先生で、かつ既に互いに面識があるので、いい加減な演習レポートを出していたら入試で落とされかねないと思い、死ぬほど気合いを入れた。古典制御の講義を途中からドロップアウトしているので、今日からの講義についていけなかったらどうしようと震えていた。しかし、現代制御は古典制御と全く脈絡がないことをするらしく、予備知識のない僕でも安心して講義を受けられた。演習レポートも適当にやって出した。

3,4限は空きコマなので、食事をとりに外に出たり、昼寝をしたりした。5限の伝熱工学の講義は、しばらく前、具体的にはMATLABを使い始めた頃からついていっておらず、課題も出せていない。このままだと本当にマズく、とにかくMATLABに触ってみようと思い、ずっと前にインストールしたMATLABを初めて起動した。MATLAB何も知らんけどOctaveと同じように書けるんだよな、と思い出し、パッと思いついたexit(0)を入力して実行したところ、MATLABそのものが落ちた。アレ?と思った一瞬後に何が起こっているか理解した。入門を終えた。結局何も分からないまま講義時間が終了し、しばらく逡巡したのちゲーセンに行った。

自分がプレイしているアーケードゲームの筐体そのものが更新されるのは初めてなので、既に入れ替え作業のためプレイ不可!とかになっていたらどうしようと心配した。着いてみると普通に稼働していたので安堵した。4曲チケットが12枚余っている。PARADISEの古いマップを走りながら、マップボーナスがつく曲を中心にやった。

これパッとやったらポッと鳥が出たので嬉しい。東方SS埋めのときもメチャメチャ苦労した。譜面は嫌いじゃない。最後の分割3打→交互打ちみたいなところが緊張に負けずうまく繋がって良かった。

有終の美って感じだ。この曲は「喰霊 -Zero-」という結構好きなアニメのオープニングで、この曲を偶然知ったのがきっかけでこのアニメに入った。原作のマンガも中古でまとめ買いして読んだ。かなり思い入れがある曲だ。ラスクレだし記念にやっとこうかみたいなノリでテキトーに選曲して、本当に99AJを出すつもりなんて全くなかった。終盤あたりで画面の上端をチラ見すると9-0-0とかになっていて、目玉と心臓が飛び出そうになった。最初らへんと最後らへんで、デカい振り下ろしの後に早めの4鍵階段をやるところがあったはずで、僕はそこで早Attackを出しがちなのだが、最後にそこを指押しする瞬間に肝っ玉を7000個くらい消費した。

 

11月3日(水)

昼前に起きてバイトに行った。夜バイトが終わり、帰りしなにラーメン屋に寄った。

帰ると、チュウニズムの新曲追加情報がまた大量に流れていた。知らない曲ばかりだったけど、TLのリズムゲーム・オタク軍団はかなり沸いているように見えた。通販で注文して届いていた宇宙戦艦ヤマト2のサントラCDを流しながらダラダラした。

宇宙戦艦ヤマトは全長250mくらいなのに対してヱルトリウムは70kmもある。到底同じスケールでは模型化できない......ということで、対数スケールを持ち込むことを考えた。

ほとんどの作品でメインメカのサイズは10^2mクラス前半台で、この大きさが模型として一番嬉しい30cmくらいに収まってくれる。また、十数メートルくらいの戦闘機や戦車なども100分の1といういい感じのスケールになるのも良い。ちょい小さいと思ったら1/24のところを調整すればよく、実際そんな気がするので1/20とかでもいいかもしれない。

同じジャンル内で大きさのオーダーがほぼ同じになる現実メカは線形スケールの方が適しているが、作者が好き勝手に大きさを決めてしまうSFメカは、このように対数スケールを持ち込むのが良いと思う。例えば、ヤマトとアルカディア号は2倍近くの全長差がある。これを同一の線形スケールで縮小して並べても、その2倍近くある大きさの差にあまり意味も感動もない。むしろ順序は保存しつつも同じくらいのサイズになってくれた方が並べて楽しいもの。

 

11月4日(木)

起きて、345限ぶち抜き対面に出る。半田付けとセンサのデバッグを一生やっていて、楽しかった。毎週恒例の日高屋会食もやる。帰宅すると雑多な仕事がたくさん溜まっていたのでバババッと片付けた。

 

11月5日(金)

2限から5限までフルコマで、4限だけオンライン。2限と3限はちゃんと聞いてちゃんと演習を解いて出したので、かなり偉かった。4限は自習スペースで適当に流した。5限は対面のくせにマジで聞いてなくてヤバい。この単位、落ちたな(確信)

夕方にICPCがあったため、TLがICPCの話題でひっきりなしだった。エアプ参加記も書かないとな~と思っていたら長時間ベッドで気を失っていていて、書けなかった......

 

11月6日(土)

昼から夕方までバイトをした。最近バイトに行きまくっているが、明日で超デカい区切りがつく。外食して帰り、今週のウルトラマントリガーを観た。2体の怪獣のデザインが良かった。明日は6時起きで1日中バイトなので、日付が変わる前に寝た。

 

11月7日(日)

超最高バイトに感謝

(3075文字)